2013年6月アーカイブ

今月も、三浦雄一郎さんが世界最高齢でエベレスト登頂を成し遂げたり、サッカー日本代表が5大会連続でワールドカップで出場を決めたり、AKB48の総選挙では指原さんが一位を獲ったり、東京の桜新町にある、サザエさんの銅像に国が固定資産税をかけたり、色んな事があった6月ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 

薬剤業務はなかなか変わらない毎日です。

梅雨もまだいつ明けるかも分かりませんし、今年の夏の予定もまだ決めていません。

色々楽しみな事はありますが、そろそろ動き出さないと行けませんね!

 

観たい映画もいっぱいあるし、と行った代わり映えのない日常でございました。

今年は何か運気的には絶不調...もう後半に巻き返すしかありません。

心臓は生命活動を維持するために、全身に血液を送るポンプの役割を休むことなく続けています。心臓が止まるということは生命の終焉を意味し、体の中で最も重要な臓器です。人の寿命、つまり心臓自体の寿命は鼓動約20~25億回などと試算されていますが、致命的な心疾患では心臓の寿命に関係なく即生命が止まってしまいます。

心臓血管外科では心臓に血液が送られなくなる心筋梗塞や狭心症、心臓の血管に問題が起きる大動脈破裂や大動脈解離、生まれた時から心臓に病気を抱える先天性心疾患など主に心臓の血管部分に関する疾患を対象としています。こうした心臓の血管部分の疾患では、心臓に酸素や栄養を送る冠状動脈バイパス手術、血流の逆流を防ぐ弁膜症手術、心疾患のために壊死した部分の除外や形成しなおすことで心臓のポンプ機能を高める左形成手術など、外科的な大手術を必要とするケースが多いのが特徴です。大動脈破裂などは緊急手術を要し、開胸手術では人工心肺を使った心臓を止める措置を必要とすることもあり、患者さんにかかる負担は大きなものになります。

そうした一瞬の気も抜けない手術を担うのが心臓血管外科医です(外科の転職情報を掲載するこちらのサイトにも心臓血管外科医について言及があります。)生命活動を司る部分の手術となるため、手術前にはシュミレーションを入念に行い、予想される様々な事態を考慮しながら手術を進め、例え予想外の事態が起きたとしても泰然自若として発生原因を的確に推測し、適切かつ合理的に対処することが求められます。類まれなる集中力を必要とする仕事であるだけでなく、判断力、明晰な頭脳、確かな腕=スキルがなければ手術を執刀することはできないでしょう。

さらに一般的に心疾患の手術後はICU管理となり、人工呼吸器、体内に貯留した消化液、膿、血液や浸出液などを体外に排出するドレーン、血管を拡張するバルーンカテーテル、心機能を連続的に測定するスワンガンツカテーテルなど、手術直後は生命維持装置が多く、患者さんの管理が非常に重要になります。

術後の経過次第では1週間もすれば医療機器類や装置は外され、2週間程度で退院できる状態まで回復するため、治療=手術負担は大きいものの経過が早いとされていますが、合併症のリスクが高いのも心臓血管外科手術の特徴です。呼吸器合併症はかなり高い確率で起こるとされており、脳梗塞、ICUシンドローム・夜間せん妄になる患者さんも少なくありません。患者さんの病態変化によってはオンコールで呼び出され、真夜中に緊急オペが必要になることもあるようです。

心疾患は日本人の3大死因の一つであり、その疾患の手術治療することができる心臓血管外科医の需要は今後も高くなることが予想されます。



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